佐渡遠征3日目 8月14日(日)
再び撃沈
遠征3日目
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昼間は曇りがち、夜は雨
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朝就寝したが、午前中には暑さで目が覚めた。
やることがあったので、結果的には昨日と変わらない時間に宿をでた。
しっかし、どうもまた体がグラグラする。
コインランドリーにて洗濯、その間に食事をしたのだが、飯が美味しく感じない。
こりゃぁ、嫌な予感がする。
やっぱり徹夜で釣りと明け方の堤防睡眠が失敗だった。
昨日一日を無駄にしたTarakoのほうはほぼ回復したようだ。
佐渡はガソリンが離島のために高い、といっても135円ぐらいかと思っていたのだが、なんと145円。
これにはびっくりした。
びっくりしたので思わず紹介してしまったが・・・(ちなみに茨城ではこのとき125円程度)。
昨日、めったうちになるぐらいの玉砕っぷりをくらった。
考えてみたら例年楽しんでいるムラソイ狙いを今年はしていなかった。
ひょっとしてリズムに乗れないのはこのせいじゃないのか?
ということになり、まずはムラソイ狙いにむかった。
おまけに気になる夜釣りの下見をしておこうと。
それなりに反応をもらい楽しんだ。
それから夜のための下見をしておこうとメインポイントをチェックし始めた。
しかし、その途端にポツポツと雨が。
もう少しと思っていると雨の勢いが強くなる。
そしてスコール。
車に避難しつつ、次の場所に向かってしまうことにした。
さて、次に向かった場所はけっこう気になるポイント。
上手く釣ればそれなりの釣果が望めそうな場所。
2年前、型は小さいがそのキジハタの多さに驚いた場所だ。
ただ、ちょっと狙いにくい理由もあり、トータルでの釣果は寂しい。
これまでほとんど手を出していない場所を選んでのスタートとなった。
思った以上によくない。
水がなんだかよどんでいるし、考えていた底の状態でなかった。
フグの猛攻もすさまじい。
最初のキャストから釣れるほどだ
このエリアのちょっと場所違いを狙ってみようかと思っていたが、夕マズメを前にもっと期待値が高い場所に移動することにした。
初日、魚の反応が良かった場所だ。
初日に比べるとまったく別の様相。これは釣りやすそうだし、精神的にも狙いやすい状況になっている。
ここでもリズムを作るのにムラソイに構ってもらう。
ちょっぴっと楽しませてもらう。
さぁ、お次はキジハタ狙い。
自分は手っ取り早い方法で、Tarakoは地道な作戦で。
今日は潮がゆるくなかなか釣りやすい。そのためかアジからの反応はないのだが。
根魚狙いには好都合。
そうは思ったが喜ばしい反応がない。
いないことはないと思うけどなぁ。
3人とも反応とれず。
けっこう時間が経ってようやく自分に魚がヒット。
が、明らかに本命ではない。

あがったのは黄金色のきれいなメバル。ここのメバルはとても美しい。
とりあえずメバルでもいいやと同じ釣りを続けることに。
もちろんキジハタの可能性もあるわけなので。
キタッ。
隣をみるとTarakoの竿が絞り込まれている。
おっ、そりゃかなりの良型。しかも本命くさい。
何だ?と期待が高まるが、様子がおかしい。
どうやら根に潜られてしまったようだ。
残念ながら引き釣り出せずに大物の正体わからず。
が、これで俄然皆のやる気があがった。
だいちさんはヨロイメバルをヒットさせた。
自分にも再度メバルがヒット。
徐々に魚からの反応がでるようになってきた。
どうも今の自分の釣りでは今日は合っていないような感じがしたので、釣り方を変えてみた。
時折ワカシが追ってきたり、小さなアタリがでたりと反応の数は多くなった。
少しずつ狙いどころが見えてきた感がある。
それでは次はあそこが狙い目。と、気になる一箇所が目に付いた。
そこを重点的に狙ってみることにした。
するとすぐに反応有。
コッとかすかなバイトがでたが、この手の場所では早さが勝負。
ウリャっと躊躇なく合わせ、根から引きずり出さねばならない。
魚の大小に関わらず、引きも楽しまず最初は底を切ることに専念。
どうやらなかなか良い型らしい、そこそこの抵抗感がある。
本命のようだが・・・
姿が見えてくる、赤い、がキジハタの模様じゃない。んっ、カサゴだ。
こりゃぁ、狙いとは違ったがキジハタ並みに嬉しい獲物だ。
嬉しい誤算というところか。尺はおしかったが、29cm。
なるほど今までカサゴが釣れなかったわけはこういうことか。

先ほどバイトがあった場所よりも沖目を狙ってみた。
コンッ。今度は先程よりも明確なバイトがでた。
さっきよりも小さいがまたカサゴだった。おぉ、これまた嬉しいねぇ。
えぇぃ、調子に乗ってしまえ。
なんと3投連続でバイト。
今度はさっきまでとちぃと引きが違う。
なんだぁ、カサゴではなさそうだ。かといってキジハタにしても小さい感じ。
あがってきたのは20アップのヨロイメバル。この魚なら22cmでもご立派サイズなのではないだろうか。。
さらにその後ヨロイメバルを1匹追加することができた。
ひょっとするとTarakoの逃した獲物、でっかいカサゴだったって可能性もあるなぁ。
さぁ、かなり良い感じに暗くなってきた。
これからだと思っていると、昨日から調子の悪かったお腹が急降下しはじめた。
魚を釣って夢中になっていたが、考えてみたらまた熱っぽくなっていたんだった。
こりゃまずいと思い、一旦車に薬を飲みに戻った。
ふぅ、一休みと車で一服していると、突然スコール。おまけに風も強くなった。
とてもじゃないが釣りができんと、Tarakoとだいちさんも戻ってきた。
ここでしばし雨宿り。
なかなか止みそうな気配がない。
仕方なく、ただ待っているのも無駄なので夕食をとることにした。
夕食後、昼間下見した場所に行ってみた。
さっきまでの場所に比べると期待感が薄い。
まだまだキジハタのパターンを理解したわけではないので、勝手な期待感は抱かないほうがよいのだろうが。
ただ、ここ2日の状況からこの手の場所は今年の状況上はよくないと判断した。
まだ今日は誰もキジハタをあげていない。
となれば、少しでも可能性が高い場所がいい。
そう考えて移動。
一旦止んだ雨だったが、また降り出し徐々に止んでいる間隔が短くなっていった。
だいぶ体がフラフラになったなぁ。
こりゃ初日並みに不調だ。
ただ、キジハタを・・という思いで気力をふりしぼる。
車を運転するのが精一杯な感じだったが、ポイントを前にするとそれなりにやる気がでてくるから不思議だ。
単にバカなんでしょうな。
周期的にスコールのような雨が降る。
山側から近づいてくるのが音でわかる。
そんな中、3人とももくもくとキャストした。
なんとか1匹。ただそれだけを思っていたと思う。

ドシャーという凄まじい雨の中から、バシャバシャバシャと水面で魚が暴れる音が聞こえてきた。
おっ、だいちさんにヒットしたらしい。
問題は何がつれたかということなのだが、直後、やったぁという声が聞こえてきた。
それでキジハタだと確信。
確認してみるとやはりキジハタだった。
この雨の中釣りを甲斐があるってもんだ。
だが、その1匹以降はアタリすらない。
一通りの場所を探った時点でさすがに撤収を決意した。
とりあえずだいちさんが釣ってくれたので、不本意ではあるがよしとしよう。
もう体ももちそうにない。
これ以上雨の中で釣りしたら明日以降がどうなるかわからんし。。
結局今日も前半はぼちぼちだったが後半は釣ることが出来なかった。
なんとも消化不良だ。
しかし、これでほぼ今回の佐渡釣行を終えたことになる。
あと1泊ぐらいしたい勢いだ。
反省点が多いが、そんな中でも光明が見えてきた感もある。
この4年、毎年違ったプロセスでキジハタを釣っているので、可能性だけはいろいろと膨らんでいる。
カサゴへのプロセスもかなりのヒントを得たので収穫だった。
明日は短時間しか釣りができないが、できるだけのことをしてみよう。
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キジハタも釣れれば納得でしたが・・

今日も後半を釣果を出せず。
体調不良があるというものの集中力に欠いた。
粘りきること出来ず。
もう少しタフさが欲しいですねぇ
本日はとうとうキジハタの釣果なし。
かわりにカサゴが釣れたが、やはり本命は欲しかった。
昨年は8匹のキジハタに出会えたが、ここまでまだ2匹。
釣り方はそこそこ納得なのだが。
これでほぼ今年の佐渡遠征は終了。
また3日目に可能性というか課題ができてしまった。
どうも毎年3日ほどかけて何かがわかってくる。
これを次に繋げないところだが・・・
1日目釣果 : Mame ムラソイ10匹、カサゴ2匹、メバル2匹、ヨロイメバル2匹、アナハゼ1匹
Tarako ムラソイ5匹、ヨロイメバル1匹
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